数量:1枚
サイズ:10.5cm×15cm
適した筆記用具:ボールペン、万年筆
紙の種類:洋紙
※随時、宛名面(絵柄が入っていない方の面)の文字色を黒から目立ちにくい薄い文字色に変更しております。お手元に届く商品が写真とは異なる文字色の場合がございますが、不良品ではございません。
伊藤綾春(1881年〜1932年)は柴田是真の高弟である綾岡有真の弟子で、明治期に榛原の美術顧問をつとめた人物です。
榛原には彼の肉筆画稿、製品が多くのこされています。特に、写生日時と場所が書き添えられた画帖からは、彼が明治35年から昭和4年にかけて、毎日の様に植物の写生を行っていたことが分かります。
この度、21冊の画帖から、四季折々の12のスケッチを選び、絵葉書に復刻しました。現代でも色褪せることの無い、綾春の描写をお楽しみください。
お客様の声
山吹の花が好きなので、買いました。
大事な友人用に使います。
ありがとうございました
榛原さまは二度目です。俳句をやっておりますので、季節ごとに知人にお礼状を出すとき、榛原さまの季節感あふれる絵はがき、とてもありがたく重宝しております。地方にいながら、東京の洗練されたお品を手に出来ますこと、こころより感謝しております。またのときにもどうぞよろしくお願いいたします。
絵はがきに込められたもの
榛原さんからの頑丈な手荷物をほどいて中を開けたら、プチプチで形良くしっかりと包まれた品物。その中に、直筆のお手紙がありました。今回の購入についてのお礼の手紙です。送られた荷物を開くと、お手紙という心配りがまず大変嬉しく、このレビューを書くきっかけになりました。
次に、包み袋を開けると一枚ずつきれいに入れられた絵はがき。
カバーのビニル袋の右上にも印刷された「はいばら」の印と「聚玉文庫」のお話。美術館の絵画絵はがきでもこれほどと思うほど、一枚一枚を大事にされている心が伝わってきました。そして、実物は、オンラインで見たよりもかなり美しいです。少し生成り色の和紙の質感、繊細な描写、色の美しさと濃淡、絵はがきの切り方(角や切り口が凜としてきれいです)・・・。ぜひ手に取って味わってください。大切なお友達に…と思って購入した絵はがきですが、部屋に飾っておきたいと思うほどの物です。きっと友達も喜んでくれることでしょう。
他にも数枚の絵葉書を買いましたが、どれからも作者の花に対する優しい愛情が伝わってくるようです。何百年たっていもそうです。梱包してくださった方、お手紙を書いてくださった方、絵はがきを作ってくださった方、一枚ずつきれいなビニル袋に入れてくださった方、絵はがきを描いてくださった方、・・・ありがとうございました。必ずまた注文します。次は、自分のためにも…。