五月は早苗月(さなえづき)、早乙月(さつき)とも呼ばれ、古来より田植えの時期に当たります。
田の神を迎えて豊穣を祈るため、早乙女(さおとめ)と呼ばれる、田植えをする少女が巫女となり、菖蒲を葺いた小屋で禊(みそぎ)を行ったと伝えられています。
この習慣が中国から伝わった陰陽五行の思想と結びつき、三月三日のひな祭りや、七月七日の七夕と同様に、季節の節目を祝う節句としてとして定着しました。
端午の節句が、男児の節句となったのは、鎌倉時代以降のようです。禊に使われていた「菖蒲(しょうぶ)」と、武を尊ぶ意の「尚武(しょうぶ)」の読みが相通じるところから、武家の行事としての意味合いが強くなって参りました。
江戸時代になると、家督をつぐ男児が勇ましく成長するように、武家の間で身を守る兜や鎧、武者人形が飾られるようになりました。それに対して庶民が立てたのが鯉のぼりで、滝をのぼる鯉のように元気に大きく育ってほしいという願いが込められています。
現代でも端午の節句に欠かせない蓬や菖蒲、鯉のぼり、よろいかぶと等には、男児の成長と、家の存続を願う心が込められています。
子どもが生まれて、初めて迎えるお祝いする「初節句」。
内祝いにお赤飯をお配りする折には、兜を模ったごま塩包みを添えて感謝の気持ちを表すのも素敵です。
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