三鷹市美術ギャラリー「HAIBARA Art & Design 和紙がおりなす日本の美」開催のご案内

明治~昭和期にかけて榛原で製作された和紙製品や榛原で考案されたデザインの数々をご紹介いただいております。
お時間許しましたら、是非お運びいただきますようお願い申し上げます。
An exhibition will be held to display a variety of small paper products (including patterned papers, envelopes, and design drawings for round fan) produced in Haibara from the Meiji to Showa periods.
Please come and visit us.
展覧会概要
会期:2023年12月16日(土)~2024年2月25日(日)
会場:三鷹市美術ギャラリー
展覧会詳細:https://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/event/20231216/
Date: December 16, 2023 (Sat) – February 25, 2024 (Sun)
Venue: Mitaka City Gallery of Art
3-35-1, Shimo-renjaku, Mitaka, Tokyo
Tel: 0422-79-0033
https://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/event/20231216/
今回の展覧会では、おもに明治から昭和初期にかけて榛原で製作された貴重な品々をご紹介します。河鍋暁斎(1831-1889)や川端玉章(1842-1913)が手がけた華麗な千代紙や、同時代の画家たちによる団扇(うちわ)や団扇絵、美しい絵柄の絵封筒や絵半切(便箋)は、当時の人々に身近で上質な〈美〉との触れあいをもたらしました。
また、榛原の当主たちは商品の研究も兼ねて、同時代の芸術家たちと交流を結んできました。特に明治期前半に活躍した三代目当主榛原直次郎は美術への関心が高く、伝統的な日本美術の復興を目的として結成された龍池会に入会し、日本青年絵画協会(のちの日本美術院)の設立を援助するなど、美術界と深いつながりをもっていました。こうした榛原と美術家たちとの関わりについても注目し、柴田是真(1807-1891)や河鍋暁斎、竹久夢二(1884-1934)が手がけた仕事の数々をご紹介します。

