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金封の選び方

2023.07.20

気持ちを伝える、榛原の金封。

日本には、昔から金銭を直接贈ることを避け、白の和紙で包みと水引で形を整える文化があります。水引の色や形、熨斗の有無は、お渡しする相手の状況に合わせて変化し、言葉には表しきれない、相手への感謝や寿ぎの気持ちを伝える重要な役割を担って参りました。

このページでは、場面に合せた金封の選び方について、榛原に伝わる作法をご紹介をしたいと思います。


結婚のお祝い

結婚式でお渡しする金封は、決して解けない「結び切り」を用います。淡路結びや、松・竹・梅・鶴・亀を模った飾り結びなども、「結び切り」の変形として婚礼の場面で利用されます。


結び切り


淡路結び


飾り結び


結婚をする側からのお礼

婚礼以外のお祝い

誕生日祝、出産祝、昇進祝、入学入園祝などの機会にお渡しする金封は、「結い解け(ゆいほどけ)」を用います。

現代では「蝶結び」「花結び」などと称される結びの様式で、ほどいては結び直すことのできるため、何度あっても良いお祝い事に使用されます。

水引の色は、控えめにお渡ししたい時は紅白、華やかな雰囲気を出したい場合は金銀をお勧めいたしております。


水引の付いた金封


木版摺りの金封

お礼

お礼のお気持ちとして金封をお渡しする際は、何度もほどいて結び直すことのできる「結い解け(ゆいほどけ)」を用います。

水引の色は、控えめに紅白の物を使うのが一般的です。


水引の付いた金封

お見舞い

お見舞いの場合は、紅白5本取の結び切りの付いた物か、白無地の金封を用います。のしはつけません。


結び切り お見舞い用金封


白無地 お見舞いたとう

お悔やみ

不祝儀の際にお渡しする金封の表書きや水引の作法は、故人の方の宗教によって異なりますので、下記をご参照ください。

形式 時期 表書き 水引の色
佛式 四十九日以前 御霊前、御花料、御香料 黒白、双銀、
黄白(関西)
五十日以降 御佛前 双銀、黄白(関西)
神式 玉串料、御榊料、麻の緒 双白、麻の緒
キリスト式 御花料 ゆり、十字架、双銀

双銀の水引 


黒白の水引 


双白の水引

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